なぜ私は話すのか
20歳のとき、スキー事故によって私の人生の前提条件は大きく変わりました。
その後、長く原因の分からない身体的不調と共生しながら、
大学院を修了し、会社員となり、研究開発、新規事業、起業、
そして企業経営まで経験してきました。
私が伝えたいのは、
「努力すれば何でも克服できる」という話ではありません。
人生には、自分の力では変えられない条件があります。
だからこそ、それを諦めではなく受け入れ、
変えることのできる変数を探しながら、
自分なりの人生と幸せを成立させていく。
社長になる必要もありません。
私ができたことの三分の一でも、
誰かにとって
「自分の条件でも、幸せに生きられるかもしれない」
と思える前例になれば。
そんな思いから、もう一度、人前で話すことを考え始めました。
話せること
人生と幸福
制約との共生、受容と意味付け、長期視点、
「幸せらしさの前借り」。
与えられた条件の中で、人生をどう成立させるかを考えます。
仕事とキャリア
仕事とは何か。
身体、能力、環境など条件の異なる人が、
自分に合った働き方をどう構築していくか。
AI時代の仕事観も含めて考えます。
経営と組織
中小企業再建、事業承継、M&A後経営、
社員の尊厳、全体最適、破滅回避。
小さな組織が生き残るための構造を実体験から語ります。
科学技術と変化への適応
LED、植物工場、研究開発、新規事業、知的財産、AI。
技術を社会価値へ変える過程と、
大きな変化の時代をどう読むかを扱います。
教育と次世代
子育て、若手育成、自立。
「自分と同じ人生」を求めるのではなく、
その人自身の条件の中で人生を成立させるための
支え方を考えます。
講演活動は、今回が初めてではありません
私が人前で話し始めたのは、2005年。
30代当時、LED、光学、植物工場、アグリバイオなどをテーマに、
展示会、研究会、大学等で講演する機会をいただきました。
当時から関心があったのは、
技術そのものだけではありません。
技術を製品へ、製品を市場へ、
そして社会の価値へどうつなげていくかということでした。
2010年、会社を離れることを機に、
私はいったん講演活動から離れました。
それから十数年。
個人事業、EC、知的財産、技術営業、
企業再建、経営、家族、
そして身体的制約との共生を経験しました。
「人が変化の中で、どう考え、どう働き、どう生きるか」
を話したいと考えています。
「研究と生産の架け橋となるLED植物育成研究機器」
「農作物栽培をはじめとするLEDの応用事例」
「植物工場におけるLED照明の現状と将来展望」
「照明技術の植物工場応用」
武市真吾という人

新潟大学大学院 自然科学研究科修了。理学修士。
社会人としてのスタートは、創業経営者の社長秘書でした。
その後、株式公開準備、新規事業開発、研究開発、
個人事業、EC、技術営業など、
異なる領域を歩いてきました。
理学修士
→
社長秘書
→
株式公開準備
→
LED新規事業
→
研究開発責任者
→
個人事業・EC
→
技術営業
→
企業経営
一つの専門だけを深く見るのではなく、
散らばった事実をつなぎ、
その背景にある構造や時間軸を考えることを大切にしてきました。
自然科学、技術、経営、仕事、家族、そして人生。
一見すると別々のテーマですが、
私の中では同じ思考の延長線上にあります。
時間の中に残った文章
20代の頃から、私は折に触れて文章を書いてきました。
大学卒業時に書いた「可能性って何だ!?」。
原因の分からない身体的不調の中で残した手紙。
仕事や人生について考えながら書いた文章。
そして、若い頃の経験をもとに約三年をかけて書いた長編小説。
2026年、そうした昔の文章や記録を少しずつ読み返しています。
不思議なのは、当時は別々に書いたはずの言葉が、
長い時間を経て、現在の考え方へつながって見えることです。
「可能性って何だ!?」
1997年、新潟大学を卒業するときに書いた文章。
事故から二年後、原因の分からない身体的不調を抱えながら、
22歳の私は「自分の可能性」について書いていました。
『風に向かって飛び立つ白鳥のように』
若い頃に経験した出来事をもとに、
約三年をかけて書いた長編小説です。
成功、権力、裏切り、感謝、家族。
そして、人はどのように生きるのか。
後の私自身の人生哲学や経営哲学へつながる問いを、
若い頃の私は小説という形で残していました。
昔の文章を現在の価値観に合わせて書き換えるのではなく、
できるだけ当時の言葉をそのまま残しながら、
今の自分から読み解いていきたいと思っています。
講演をきっかけに興味を持ってくださった方が、
もう少し深く読める場所。
このサイトを、そんな場所にも育てていきたいと思っています。
講演・執筆・取材等のご相談
講演、研修、対談、取材、執筆などのご相談を承ります。
対象となる皆さまや開催趣旨を伺いながら、
テーマや内容を調整してお話ししたいと考えています。
